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S・キング「ザ・スタンド」映画化、監督候補に新鋭ジョシュ・ブーン

2014年3月5日 18:40

新鋭ジョシュ・ブーン「ザ・スタンド」

新鋭ジョシュ・ブーン
Photo by Jamie McCarthy/Getty Images
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[映画.com ニュース] 米ワーナー・ブラザースが進めている、スティーブン・キングの大長編小説「ザ・スタンド」の映画化企画の監督として、新鋭ジョシュ・ブーンが交渉に入っていると米ハリウッド・レポーターが報じた。

本作には当初、ベン・アフレックが監督に起用されていたが、同じワーナーの「マン・オブ・スティール」続編のバットマン役に決定した直後の昨年9月、降板が発表された。代わって「クレイジー・ハート」のスコット・クーパーが監督と脚本リライトを手がける予定だったが、そのクーパーも「クリエイティブ面での相違」を理由に11月に降板し、監督の座は現在空いている状態だ。

ブーン監督は、2012年の「Stuck in Love(原題)」で監督デビューした34歳の新人だが、シャイリーン・ウッドリー主演で、作家ジョン・グリーンの同名ベストセラー・ヤングアダルト小説を映画化した「The Fault In Our Stars(邦題:さよならを待つふたりのために)」が今年6月の全米公開を控えており、今後の注目株とみなされている。

ブーン監督は、原作者のキングとは12歳の頃から交流がある。少年時代、ブーン家ではキングの小説を読むことが禁じられていたが、ジョシュ少年は別のキリスト教関係の本の表紙を破り、それを「ザ・スタンド」のカバーにしてこっそり読んでいた。しかしある日、ベッドの下に隠していた本が母親に見つかり、暖炉で燃やされてしまったという。

ところが、ジョシュ少年がそのことをつづったファンレターをキング宛に送ったところ、キングからサインとメッセージの入ったたくさんの著書が届けられた。両親もこれには感動し、以来“禁書”は解かれたという。キングは、ブーン監督のデビュー作「Stuck in Love」に本人役でカメオ出演しているほか、自身の2006年の長編小説「リーシーの物語」を映画化する許可もブーン監督に与えている。

原作「ザ・スタンド」は、殺人ウィルスによってほぼ死滅したアメリカを舞台に、生き残った人間たちが繰り広げる善と悪の戦いを描いた壮大な黙示録的小説。1994年に米ABCがゲイリー・シニーズモリー・リングウォルドらの主演で6時間のミニシリーズとして映像化したが、劇場用映画化は今回が初となる。

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