オペラ歌手ポール・ポッツの逆転劇描いた「ワン チャンス」予告公開
2014年2月18日 17:20
[映画.com ニュース] さえない携帯電話販売員からオペラ歌手へと転身した、ポール・ポッツの逆転劇を描いた「ワン チャンス」の予告編が、このほど公開された。
内気な性格で、幼いころからいじめられてばかりだったポッツは、挫折を繰り返しながらもオペラ歌手になるという夢を諦めず、英オーディション番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」に参加。「誰も寝てはならぬ」を歌いあげ、世界的歌手の栄光を手にする。
「プラダを着た悪魔」のデビッド・フランケル監督がメガホンをとり、「最高の人生の見つけ方」のジャスティン・ザッカムが脚本を執筆。「三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」のジェームズ・コーデンがポッツを演じ、ポッツ本人が歌唱シーンの吹き替えを担当した。
シャイで負けっぱなしの人生を送ってきたポッツが、最愛の妻や友人たちの後押しを受け、最後の舞台として選んだオーディション番組で、文字通り“ワンチャンス”を勝ち取るまでを映し出す。予告編ではオーディション会場の模様も盛り込まれており、困惑した審査員、失笑がもれる客席を歓声の渦に巻き込んだ、ポールの圧倒的な歌声を聞くことができる。
「ワン チャンス」は、3月21日から全国で公開。