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人魚伝説に迫る荒俣宏、注目するのは深海と夜の海に生息する生物

2014年1月30日 19:45

荒俣宏氏「河童」

荒俣宏氏
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[映画.com ニュース] ヒストリーチャンネルの人気番組「日本の未確認モンスターを追え!」の最新作会見が1月30日、都内で行われ、ナビゲーターを務める作家の荒俣宏氏が見どころを語った。

同番組は、日本の未確認生物をその歴史や民俗学的分析を交えながら、学術的に検証するシリーズで、第1弾「ツチノコ」、第2弾「河童」に続き、第3弾では「人魚」を検証。日本の人魚伝説は、古文献から文芸作品まで数多く資料が残っており、荒俣氏が各地に残る伝説や資料をもとに、新たな切り口で日本の幻獣としての人魚に迫る。

江戸時代から「人魚が陸に上がると近いうちに大災害が起こると言われて、家に人魚のお札を飾った。そしてそのうち実物を作るようになり、見世物にもなった」という話や、司馬遷の「史記」に書かれた、不老不死を求めた秦の始皇帝の墓にあるという人魚の脂で作ったろうそくの話が日本に伝わり、「ろうそくの火が消えないのであれば、人魚の肉を食えば人間の命も消えないのではと、不老不死の医薬として知られるようになった。聖徳太子が人魚に会ったという話も残っている」と、日本人と人魚の関係の深さを解説。また、「18世紀以降は人魚が物語になって、きれいなお姉さんになっていく。本来は手に鏡と櫛をもった虚栄の女性のシンボルが、陸の人間を恋する乙女になっていく。ヨーロッパで陸に上がったアシカは悲しい声で鳴くのでそういうことが材料になったのでは」と幅広い知識をもとに各国の人魚事情も紹介した。

荒俣氏自身は、上半身が人間、下半身が魚という人魚は「どう考えてもいるはずがない」とその存在を否定するが、深海に生息したり、夜の海に現れる生物に注目しているそうで、「深海にはとんでもないものがいるので、魚類ではないと思うけれど、手がある生物がいる可能性はある。人間の器官に近いものを持つものは出てくるかも」と期待を膨らませる。また、「火星人のように歩けるタコを発見した人もいるんです。NHKで番組の提案をしましたが、そんなバカなと却下されました」というエピソードを挙げた。

これから番組収録に臨むそうで、「いないものをいるかのように作るのではなく、人間と人魚の仲がこんなに良かったという歴史を振り返るように、確実な資料を基に作りたい。UFOと同じに並べるのではなく不老長寿と並べることによって、人魚の大切さを伝えたい。見終わった後、人魚が皆さんの関心事になるようになれば」と意気込みを語った。

ヒストリーチャンネルでは3月に「特集:ミステリーX」と題し、「日本の未確認モンスターを追え!」のほか、アメリカの怪奇スポットに潜入する「ホーンテッド・ヒストリー~呪われた歴史を解明せよ!~」の2話先行プレミア放送など超常現象や未確認生物に迫る番組を特集放送する。「日本の未確認モンスターを追え!」第3弾「人魚」は3月29日午後9時から放送。

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