米タイム誌が選ぶ2013年俳優による演技トップ10
2013年12月26日 20:35
[映画.com ニュース] 米タイム誌の年末恒例企画「Top 10 Everything 2013」のなかで、2013年に公開された映画の俳優による演技トップ10が発表された。
第1位に選ばれたのは、「オール・イズ・ロスト 最後の手紙」(J・C・チャンダー監督)のロバート・レッドフォード。ヨットでひとりインド洋の航海を楽しんでいた老年の男が、ヨットが浮遊物に衝突して浸水し、無線も故障してコミュニケーションを断たれる極限状態におかれる人間ドラマ。キャストはレッドフォードただひとりで、観客は主人公の名前も過去もわからず、セリフすらほとんどない。
タイム誌は「それでも、我々はその男のことを知りたいと思う。男を演じているのが、彼がレッドフォードであるからだ。ハリウッド的な興奮とサンダンス的な独立性が見事に融合したこの作品は、レッドフォードの遺言なのかもしれない」と評した。
トップ10は以下の通り。
1.ロバート・レッドフォード「オール・イズ・ロスト 最後の手紙」
2.エイミー・アダムス「アメリカン・ハッスル」
3.ジュディ・デンチ「あなたを抱きしめる日まで」
4.マシュー・マコノヒー、ジャレッド・レト「ダラス・バイヤーズクラブ」
5.ベレニス・ベジョ「ある過去の行方」
6.トム・ハンクス「キャプテン・フィリップス」「ウォルト・ディズニーの約束」
7.アデル・エグザルコプロス「アデル、ブルーは熱い色」
8.マイケル・シャノン「THE ICEMAN 氷の処刑人」
9.ジュリア・ロバーツ、ジュリアンヌ・ニコルソン、ジュリエット・ルイス「8月の家族たち」
10.ジェームズ・フランコ「スプリング・ブレイカーズ」