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第14回東京フィルメックス最優秀作品はグルジアの少女を描いた「花咲くころ」

2013年12月1日 07:05

第14回東京フィルメックスの コンペティション部門受賞者たち「花咲くころ」

第14回東京フィルメックスの
コンペティション部門受賞者たち
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[映画.com ニュース] 第14回東京フィルメックスのコンペティション部門受賞作品が11月30日、東京・有楽町朝日ホールで発表され、ナナ・エクチミシビリジーモン・グロス監督によるグルジア・ドイツ・フランス合作映画「花咲くころ」が最優秀作品賞を受賞した。

世界各国の作家性の強い作品が集まる本映画祭は、2000年から毎年開催されており、コンペティション部門には、アジア映画を中心に10本がノミネートされた。最優秀作品に選ばれた「花咲くころ」は「10代の少女たちの力強い生命力を、90年代前半のグルジアを背景にエネルギッシュかつリアルに描いた」と評価された。ふたりの監督の授賞式への出席はかなわなかったが、「私たちの1日は一瞬にして変わりました。世界の全く別の場所にいる人々の心に自分たちの作品が届くというのは、素晴らしく最高の気分です」とのメッセージが寄せられた。

審査員特別賞にはカザフスタンのエミール・バイガジン監督による「ハーモニー・レッスン」、将来性ある監督に贈られるスペシャル・メンションには、タイのウィッサラー・ウィチットワータカーン監督による「カラオケ・ガール」と吉田光希監督「トーキョービッチ,アイラブユー」が選ばれた。吉田監督は「自分の映画を探し続けて、また皆さんの元に戻ってきたい」と抱負を語った。

そのほか、シンガポールのアンソニー・チェン監督「ILO ILO」が観客賞、フィリピンのハンナ・エスピア監督が学生審査員賞を受賞。審査委員長のモフセン・マフマルバフ監督は、総評として「芸術的な映画が存在できる場所が日々小さくなってきている。経済危機は文化的な危機に根付いているのでは」と語り、世界の映画監督へのメッセージとして「映画は創造の愛であり、社会への責任なのです」と締めくくった。

第14回東京フィルメックスは、有楽町朝日ホールをメイン会場に12月1日まで開催される。

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