島耕作5年ぶり“公の場”に　人生初の囲み取材で「お手柔らかに」

［映画.com ニュース］　長寿漫画「島耕作」シリーズの主人公・島耕作が10月9日、都内で行われた「CLUB GENT Supported by TOYOTA CAMRY」（クラブジェント）の発足記念イベントに、等身大CGアニメーションの姿で出席した。島耕作が“公の場”に登場するのは、2008年5月の社長就任式以来5年ぶりで「少し緊張しております」。ワイドショーなどでおなじみの囲み取材にも初めて参加し「ぜひ、お手柔らかにお願いします」と頭を下げた。

「クラブジェント」は現在、TECOT（旧初芝五洋ホールディングス）会長の島耕作を発起人に、日本に本物のジェントルマンを育てるプロジェクト。「上質を知ろう」をテーマに、島耕作が今まで培った知識や体験を、食・人・能・旅という4つのテーマを設け、講談社7誌の編集部と連携し、誌面やウェブで紹介する。

イベントには原作者の弘兼憲史氏、かつてテレビドラマ版で島耕作を演じた宅麻伸が顔をそろえ、「こんな形で対面するのは、不思議な気分がしますね」（弘兼氏）、「いい雰囲気で年齢を重ねている。僕もこれから島耕作を目指して、頑張りたい」（宅麻）と言葉を交わした。島耕作は現在66歳。自身の今後について「自分で終わりを決めるのは、性に合わない。生涯をかけて、日本の成長のために励んでいく」と意欲を燃やした。

イベントにはプロジェクトメンバーを務めるタレントの山田五郎、ドン小西、スペシャルゲストの森泉とお笑いコンビ「ハマカーン」が駆けつけた。「CLUB GENT Supported by TOYOTA CAMRY」スペシャルサイトは10月10日からオープン。