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D・ボイル&J・マカボイが解説!「トランス」インタビュー映像独占入手

2013年10月2日 08:00

ジェームズ・マカボイとダニー・ボイル監督「トランス」

ジェームズ・マカボイとダニー・ボイル監督
写真/富岡秀次
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[映画.com ニュース] ダニー・ボイル監督とジェームズ・マカボイが、タッグを組んだ新作サスペンス「トランス」について語ったインタビュー映像を、映画.comが独占で入手した。

ボイル監督らしいスタイリッシュな映像と音楽で、消えた名画をめぐり交錯する3人の男女の運命をスリリングに描き出す。物語は、主人公サイモンとギャングによる、スペインの画家ゴヤの「魔女たちの飛翔」の強盗計画からスタート。サイモンは、計画の途中に想定外の行動をとったことから、仲間のギャングに襲われ記憶を失ってしまう。催眠療法(トランス)によって絵画のありかを探ろうとするが、次第に自らの潜在意識に引きずり込まれていく。

ボイル監督は、ゴヤを「心理的な絵を描く第一人者だからだ。心の中を描こうとした最初の画家」と説明し、「本作はサイモンの心の中を暴きながら進んでいくが、その途中で彼は自分の感情と対立する。ゴヤの絵はそういった葛藤(かっとう)を表現できる」ことから物語のカギとなるアイテムに選んだ。

サイモンは絵画を取り戻すため記憶をたどるが、潜在意識のなかにいくつものストーリーが存在し、観客も劇中の人物同様にトリッキーな展開にのみ込まれていく。サイモンを演じたマカボイでさえ、「肉体的な暴力だけでなく心理的な暴力が描かれていて、緊張感とともにスリルも味わえる。頭の中をかき乱された」と感じたという。そして「本作では催眠療法を通し、人に何でもさせることができるとしている。何かを感じさせたり忘れさせることがね。葛藤(かっとう)は映画の主人公を引き立てる。だから観客は彼を応援したくなるがそれが最後の最後になって罪悪感に変わる展開になる。そこが面白い」と語った。

独創的な世界をつくり続けてきたボイル監督は、「物語にも登場人物にも感情移入して、感情を振り回されてほしい」とアピール。古典的な冒頭シーンで観客を物語に誘い込み、自然とサイモンに共感させ、エンディングには「予期せぬ結末へとたどり着く。彼のラストにはきっと驚く」と自信をのぞかせる。「映画をつくる時に常に掲げている目標は、人を驚かせ刺激すること、ある意味混乱させることだ。感情のジェットコースターを味わってほしい。暗い室内で、観客が一斉に息を飲む瞬間が好きなんだ」。

トランス」は、10月11日から全国で公開。

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