マット・デイモン、新バットマンに起用された親友ベン・アフレックを擁護
2013年8月29日 17:19
[映画.com ニュース] SFアクション超大作「マン・オブ・スティール」の続編に登場するバットマン役にベン・アフレックが正式決定したことが発表され、ネット上に激震が走った。反発するファンも多く、ワーナー・ブラザースに対してキャスティング変更を求める署名運動まで起こったが、その一方で「アベンジャーズ」のジョス・ウェドン監督、かつてバットマンを演じた経験を持つバル・キルマーやアダム・ウェストらが、アフレックを援護するツイートをしている。
そんななか、アフレックの親友のマット・デイモンが初めて今回の騒動について言及した。最新主演作「エリジウム」のプロモーションでインドを訪れたデイモンは、ザ・タイムズ・オブ・インディア紙とのインタビューで、「ベンのバットマンはきっと最高だと思うよ」と盟友を擁護した。
「インターネットでみんなが文句を言っていることは知っている。それは、自分としてはちょっと笑える話だと思う。だって、ベンは何もリア王を演じるわけじゃないんだ。バットマンだよ! 彼には充分そのスキルがある。『アルゴ』や『ザ・タウン』や最近の出演作で、バットマンよりもずっと繊細で複雑な人物を演じているベンを見た人ならわかるはずだ」
さらに、「バットマンは、ただそのへんをブラブラして、カウルをかぶってしわがれ声でささやくだけだ。ブルース・ウェインの方はもっと演技のしがいがあるが、ベンならやってくれるだろう。でも、僕がロビン役をやらないことは確かだけどね」と冗談めかした。
「マン・オブ・スティール」は8月30日公開。同続編は2015年7月17日の全米公開が決定している。