A・カッチャーがジョブズ氏になりきった「スティーブ・ジョブズ」予告公開

(C) Glen Wilson copyright The Jobs Film LLC Director Joshua Michael Stern.

［映画.com ニュース］　米アップルの元最高経営責任者で、2011年10月に56歳の若さで逝去した故スティーブ・ジョブズ氏の伝記映画「スティーブ・ジョブズ」の公開日が11月1日に決定し、あわせて予告編が公開された。

成功と挫折を繰り返しながら世界的成功を収めるまでのジョブズ氏の姿を、アシュトン・カッチャー主演で描く。本作がデビュー作となるジョシュア・マイケル・スターン監督がメガホンをとり、ダーモット・マローニー、ルーカス・ハース、ジェームズ・ウッズらが共演した。

世界初公開となる映像がふんだんに盛り込まれた予告では、生前のジョブズ氏を記録した映像で、独特の歩き方や振る舞い方などを徹底的に研究したというカッチャーの好演が印象的。意見の食い違う社員には即刻クビを言い渡し、ビル・ゲイツにたんかを切るなど自身の意見を貫く姿勢と、その結果、周囲から孤立し苦悩する姿が鮮明に描かれている。

1976年、数人の友人とともに自宅のガレージでアップルコンピュータを立ち上げたジョブズ。新製品が次々とヒットし、会社が大きく成長を遂げる一方で、ジョブズも富と名声を手に入れる。しかし、激しい気性と言動で周囲から孤立し、会社から追放されてしまう。人生最大の挫折を味わうジョブズだが、大胆かつ斬新なビジョンの実現にむけて動き出す。

「スティーブ・ジョブズ」は、11月1日から全国で公開。