宮崎駿監督「風立ちぬ」、第70回ベネチア映画祭コンペ部門に選出!
2013年7月25日 19:47
[映画.com ニュース] 宮崎駿監督の最新作「風立ちぬ」が、第70回ベネチア国際映画祭(8月28日~9月7日)コンペティション部門に選出されたことがわかった。宮崎監督は、「リド島はとてもすてきな島です。今回は映画祭に参加できません。イタロ・カプローニさんにお会いできなくて残念です」とコメントを寄せた。
宮崎監督作がベネチア国際映画祭コンペ部門に出品するのは、2008年の第65回での「崖の上のポニョ」以来、5年ぶりとなる。04年の第61回では「ハウルの動く城」がコンペ部門に選出され、スタジオジブリに対しオゼッラ賞が授与。また、宮崎監督も05年に栄誉金獅子賞を受賞している。宮崎監督作としては3度目、スタジオジブリとしては4度目のベネチア出品となる。
同作は7月20日、全国454スクリーンで公開され、オープニング2日間で観客動員74万7451人、興行収入9億6088万5850円の大ヒットスタート。これは興収155億円の「崖の上のポニョ」対比で93.7%、興収92.5億円の「借りぐらしのアリエッティ」対比で107.3%という水準で推移しており、十分に興収100億円が視野に入る興行を展開している。