草なぎ剛、SMAPに国民栄誉賞の声に「おこがましいです」と恐縮しきり
2013年5月6日 18:40
[映画.com ニュース] 「SMAP」の草なぎ剛主演、宮藤官九郎監督作「中学生円山」のプレミアイベントが5月6日、東京・後楽園の東京ドームシティ内にある遊園地「ラクーア」で開催され、宮藤監督、草なぎをはじめ、平岡拓真、遠藤賢司、坂井真紀、鍋本凪々美、刈谷友衣子がレッドカーペットを歩いた。
シングルファーザー役の草なぎは、この日も乳母車を引いて登場。「いままで見たことない草なぎ剛がスクリーンに現れると思います!」と自信たっぷり。この日は連休最終日ということで、遊園地は大賑わい。草なぎは中学生の頃からSMAPとして活動していたため、プライベートで遊園地を訪れることは難しいようだが「妄想でポップコーン食べながらジェットコースターに乗ったりしています」と明かした。
「ラクーア」は、かつて「後楽園ゆうえんち」の名で親しまれ、数々のヒーローショーが行われてきたヒーローの聖地。草なぎは、前日に隣接する東京ドームで長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督と松井秀喜氏に国民栄誉賞が授与されたことにも触れ、「ここでヒーローが誕生しているんですね。そういう場所でイベントができて幸せです」と感慨深げだった。司会者の「いつかSMAPも国民栄誉賞をもらうのでは?」という言葉には、「とんでもないです、おこがましい。まだまだ勉強します」と恐縮しきり。この日は、草なぎの子ども時代のヒーローだった仮面ライダー1号、2号らも駆けつけたが、粋な演出に「オーラがありますね。カッコいい!」と大喜びしていた。
宮藤監督にとって「少年メリケンサック」以来となる長編監督作品で自らのオリジナル脚本による本作。あるエッチな目的のために“自主トレ”に励む妄想で頭がいっぱいの少年・円山だったが、団地に越してきた謎の男との出会いが彼の運命を大きく変えることになる。
「中学生円山」は5月18日から公開。