スマトラ島沖地震の津波で被災した家族描く「インポッシブル」予告編公開
2013年5月4日 13:50
[映画.com ニュース] 2004年に発生したスマトラ島沖地震で被災したスペイン人一家の実話をもとに製作、ナオミ・ワッツが第85回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた「インポッシブル」(J・A・バヨナ監督)の予告編とポスタービジュアルが公開された。
ワッツがユアン・マクレガーと夫婦役を演じ、子連れでタイ旅行に出かけた夫婦が、大津波に見舞われ、一家が離れ離れになりながらも再会を信じて生き抜く姿を描いた物語。本国スペインでは「007 スカイフォール」を破り、5週連続の興行収入第1位を獲得。さらに歴代興収でも「アバター」に次ぐ第2位の大ヒットを記録。多くの映画賞で受賞、ノミネートを果たした。
予告編冒頭では、冒頭にワッツとマクレガーが登場し、被災者への敬意を示した作品であるとメッセージを送る。すさまじい津波のシーンに続き、一家は離散してしまう。被災した人々を助けて回る長男ルーカス役の若手俳優トム・ホランドの姿を通し、生きる希望を失わず協力して助け合う人達の姿が映し出されている。
「インポッシブル」は6月14日全国公開。
(※予告編には津波の再現シーンがあります。ご覧になる場合はあらかじめご了承のほどお願いいたします)