レオナルド・ディカプリオ&トム・ハンクス、ゴルバチョフのテレビ映画を製作
2013年4月8日 18:30
[映画.com ニュース] ソビエト連邦最初で最後の大統領ミハイル・ゴルバチョフ氏を主人公に描くHBO Filmsのテレビ映画「Gorbachev(原題)」を、レオナルド・ディカプリオのプロダクション「アッピアン・ウェイ」とトム・ハンクスのプロダクション「プレイトーン」が共同製作すると米Deadlineが報じた。
ゴルバチョフ氏は1985年にソ連共産党書記長に就任し、88年からソ連崩壊の91年まで大統領を務めた。政治家としてグラスノスチ(情報公開)やペレストロイカ(改革)による民主化を推し進め、冷戦を終結に導きノーベル平和賞を受賞している。「Gorbachev(原題)」は、ゴルバチョフの視点を通じてソ連が崩壊する過程を描く作品で、ドラマ「X-ファイル」の脚本家ジョン・シバンが執筆し、ゴルバチョフ氏本人がコンサルタントを務める。
ディカプリオは、自身が製作した環境ドキュメンタリー映画「The 11th Hour(原題)」(07)が縁でゴルバチョフ氏と知り合った。ハンクスとは、共演したスティーブン・スピルバーグ監督作「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」(03)以来の再タッグとなる。