クロエ・モレッツ、映画版「ミアの選択」に主演

写真：Charles Sykes/Invision/AP/アフロ

［映画.com ニュース］　女優のクロエ・モレッツが、米作家ゲイル・フォアマンのヤングアダルト小説「ミアの選択」をサミット・エンタテインメントが映画化する「If I Stay（原題）」で主演を務めると、米バラエティ紙が報じた。

原作は、2009年に発表されベストセラーになったラブストーリー。主人公は、家族とのドライブ中に交通事故に遭い、こん睡状態に陥ってしまった17歳のチェロ奏者ミア。パンクロッカーのアダムとのロマンスを中心とした思い出が、幽体離脱したミアの目線で語られる。

映画化の企画が始動してまもない10年ごろには、ダコタ・ファニングがミア役に興味を示していたが、このほどモレッツがこの役を射止めた。監督には、「トワイライト」「赤ずきん」のキャサリン・ハードウィックや、ブラジル人監督のエイトール・ダリアが候補に挙がっていたが、ドキュメンタリー映画「ファッションが教えてくれること」のR・J・カトラーが現在交渉に入っている。「旅するジーンズと16歳の夏」や「一枚のめぐり逢い」を手がけた、デニース・ディ・ノビとアリソン・グリーンスパンが製作を務め、「恋愛だけじゃダメかしら？」のショーナ・クロスが脚本を担当する。

モレッツの新作は、オムニバスコメディ「Movie 43（原題）」が1月25日から全米公開されるほか、「キック・アス2（仮題）」やリメイク版「キャリー」といった話題作も控えている。