「009 RE:CYBORG」最新予告編でキャラクターボイスも初披露

(C)2012「009 RE:CYBORG」製作委員会

［映画.com ニュース］　石ノ森章太郎の名作SF「サイボーグ009」を新たに描く神山健治監督最新作「009 RE:CYBORG」の最新予告編が公開された。

今回の予告編で、宮野真守が演じる009こと島村ジョーを筆頭に、002／ジェット・リンク（声：小野大輔）、003／フランソワーズ・アルヌール（声：斎藤千和）、004／アルベルト・ハインリヒ（声：大川透）の声が初披露。また、勝部演之が演じるサイボーグ戦士の生みの親であるギルモア博士の姿と声も解禁された。

映像には、爆破テロを受けて崩壊する上海の超高層ビル群をはじめ、ジョーを殴るジェロニモ、「君は、本当にあの島村ジョーなのか？」と疑念の目でジョーに銃を向けるギルモア博士、それぞれの正義についての主張をぶつけ合いながら空中戦を繰り広げるジョーとジェットなど、謎めいたシーンが満載。さらに、ジョーの「加速装置」をはじめ、ゼロゼロナンバーサイボーグたちが、それぞれの能力を発動する姿も盛り込まれている。

神山監督は現在、米サンフランシスコのスカイウォーカー・サウンドで音響の最終作業を行っている。すでに2D版の映像は完成しており、東京のスタッフと回線をつなぎながら、映像を3D化する最終作業も同時並行で行われている。いよいよ完成が近づき、神山監督は「信頼のおけるスタッフと作り上げてきた映像は、当初のイメージ通りですが、3D立体視に関しては、これまで誰も見たことがない映像が生まれつつあるということを、スタッフと共に、日々実感しています」とコメント。公開された予告編についても、「まだ明かされていない本編の謎をめぐるキーワードがいくつも散りばめられていますので、何度もご覧いただきたいですね」と話している。

予告編は9月29日から全国の劇場で上映される。「009 RE:CYBORG」は10月27日から全国公開。