「ザ・レイド」出演陣が嗣永桃子めぐり壮絶バトル！

［映画.com ニュース］　インドネシア発のアクション映画で、ハリウッドリメイクも決定した「ザ・レイド」の公開を記念し9月26日、新宿駅前広場でアクションイベントが開催。出演のイコ・ウワイス、ヤヤン・ルヒアン、ギャレス・エバンス監督に加え、特別ゲストとしてアイドルグループ「Berryz 工房」の“ももち”こと嗣永桃子が登壇し、生アクションを披露した。

同作は、麻薬王が支配する30階建ての高層ビルに強制捜査（＝レイド）に入った20人のSWATと、それを迎え撃つギャングたちの攻防を描くノンストップ・アクション。銃、剣、そして世界最強とも言われる格闘技“シラット”による肉弾戦が繰り広げられる。

大歓声に迎えられた嗣永は、「みんなのアイドル、今日もかわいいももちです！　今日もももち、人気者ですね」とうっとり。映画の感想を問われると「ももち、アクション映画を初めて見たんですが」と告白し、「本格的なアクションに興奮したようだが、見ていて怖くなかったか？」との問いには、「アイドルなので怖かったですが、ももちもファンのみんなに鼻血を出させたりしているので、そこは五分五分かなと思いました」と笑いを誘った。

するとそこへ、劇中の悪役マッド・ドッグを演じたルヒヤンが登場し嗣永を拉致。嗣永が「ももちがかわいすぎるから？　助けて！」と困惑すると、主人公ラマ役のウワイスが姿を現し、ルヒヤンと激しいアクションを展開。最後はヤヤンをねじ伏せ、会場を歓声に包んだ。

ウワイスは「日本の皆さんの前でアクションを披露できて誇りに思います」と挨拶し、ルヒヤンも「声援に感激しております」と感謝の思いを語った。エバンス監督も「日本映画が好きで、日本に来てはDVDを買っていたので自分の映画を携えてここに来られてうれしいです」と感慨深げだった。嗣永は「お2人がももちをめぐって戦って、お姫様気分です！」と笑顔。目の前で繰り広げられた映画さながらのアクションを「2人とも力ももち（＝力持ち）な感じで圧倒されました」と絶賛した。

ハリウッドリメイクに加え、製作が決定している続編について嗣永は、「ももちは日本で一番かわいい人気のアイドルです！」と出演を直訴。エバンス監督の「この場でオーディションをしてみましょう」という言葉に、自信満々で必殺技の“こゆビーム”を披露してルヒヤンを吹っ飛ばし、この日一番の歓声を浴びていた。

「ザ・レイド」は10月27日から全国公開。