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名匠・木下惠介の生誕100年を記念し、山田太一らが思い出を語る

2012年8月1日 19:50

トークイベントでは木下惠介監督の人柄を述懐「二人の世界」

トークイベントでは木下惠介監督の人柄を述懐
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[映画.com ニュース] 日本映画界を代表する名匠・木下惠介監督の生誕100年プロジェクトの一環として、テレビドラマシリーズ「木下惠介アワー」「木下惠介劇場」のDVD化が決定し8月1日、脚本家・山田太一、女優の栗原小巻、俳優のあおい輝彦が都内でトークイベントに出席した。

今年12月5日に生誕100年を迎える木下監督は、「カルメン故郷に帰る」(1951)、「二十四の瞳」(1954)、「楢山節考」(1958)など数々の名作を生み出しながら、テレビドラマの礎を築いた国民的映画監督。生涯で49作の映画を手がけ、女優の高峰秀子田中絹代原節子ら多くの名優を生んだ。

木下監督に師事し、「木下惠介アワー」の「3人家族」で連続ドラマ脚本家デビューを果たした山田は、「オリジナルで書けと言われ、初めて書いた連続ドラマ。以降、脚本家として生きていこうと松竹を辞めてしまったので、おかげさまで視聴率が良くてほっとした」と当時を述懐。また、「『記念樹』というドラマのとき、木下さんがご病気で入院なさった。その時に初めて脚本を任され、書いては入院先のベッドに持っていって直した。廊下ではプロデューサーが待っていて、それを繰り返すことで相当な修行になった」と裏話を明かした。

「3人家族」「二人の世界」で主演を務めた栗原は、「先生の演出を受けることは大変幸せなことだった。大船の撮影所でフィルムを使って撮ったので、まるで映画の撮影のようだった。それに山田先生の素晴らしいセリフが毎週楽しみだった」と懐かしんだ。昨年逝去した竹脇無我さんとは両作で共演し、「温かくて和やかで本当の家族のようだった。無我さんの人間的な素晴らしさが作品にもよく反映されていたと思う。私たちにとって“青春”で、幼なじみのようだった」と故人を偲んだ。

両作に出演し、大ヒットとなった主題歌も務めたあおいは「こうして3人で集まるのは40年以上ぶり。木下監督は当時20歳そこそこの青二才の気持ちも汲んでくださって、尊敬をより深めた記憶がある。ドラマには山田さんの純粋で清らかな心が全編に流れている」としみじみ。そして、「絆(きずな)とよく言われる時代だけど、この作品の登場人物たちは家族の絆を大切にささやかな幸せを求めていく。その姿に胸が熱く、目頭が熱くなる。それが山田さんの脚本の妙であり、人間の機微や温かさを感じてほしい」と語りかけた。

木下惠介アワー」の「二人の世界」は現在発売中、「3人家族」は10月26日発売。他作品も続々とDVDリリース予定。

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