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内野聖陽、新たな代表作の誕生に「俳優人生の中でも愛し尽くした」

2012年7月29日 15:00

舞台挨拶に立った内野聖陽、松下由樹、橋本一監督「臨場 劇場版」

舞台挨拶に立った内野聖陽、松下由樹、橋本一監督
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[映画.com ニュース] 人気TVドラマの映画化「臨場 劇場版」の大ヒット御礼舞台挨拶が7月29日、都内の劇場で行われ、主演の内野聖陽松下由樹橋本一監督が登壇した。内野は新たな代表作の誕生に「全く知らない世界から始まり、どう転ぶのか手探り状態で色んな葛藤があった。一朝一夕に作り上げたキャラクターじゃなく、俳優人生の中でも愛し尽くし大切にしている役柄」と万感の面持ちだった。

横山秀夫による同名警察小説を原作に、検視官・倉石義男(内野)の活躍を描くサスペンスで、TVドラマ「臨場」「臨場 続章」に続く劇場版。都内で起きた無差別通り魔殺人事件の犯人が、遺族の訴えに反して心神喪失のため無罪となるが、その2年後、犯人を担当した弁護士と精神鑑定を行った医師が相次いで殺害される事件が起こる。渡辺大平山浩行高嶋政伸らドラマ版のレギュラー共演陣もそろう。

撮影中の京都から駆けつけたという内野は、「重厚感極まりない作品。見応えがあったというお言葉をたくさんいただきうれしい。愛してくれてありがとう」と満席の客席に感謝の挨拶。そして、「撮影は2月の激しく寒かった時で、雨降らしのシーンは氷水のようだった。タンクトップ1枚であと3秒で命はないって感じだったので、監督がOKを出してくれなかったらここにはいないかも。監督は命の恩人」と過酷な撮影を振り返った。同い年だという松下には、「世代的に一緒で話も合うし、僕が台本にはない“変化球”を狙ってフラフラしていてもじっと見守ってくれていた。由樹ちゃんで良かった」と全幅の信頼を寄せていた。

松下は、「この作品は死を扱いながら生を見ることだと思う。難しいし繊細に扱わないといけない。キャラクターの生き方や人間ドラマなど、ハートフルな部分が伝わってくれたのかな」と思い入れを語った。寒さとの戦いだったという現場では、「検死は裸でやるので死体役の方々はとてもハードだったと思う。休憩中などは鳥肌が立たないようにさすっていた」とスタッフとキャストが一丸となって撮影に臨んだ。橋本監督は、「暗い映画だけど前向きに作ったつもり。テレビから始まり3年に渡って作ってきた作品でかわいい我が子のよう。これから先どう大きくなっていくか楽しみ」と期待を込めた。

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