「TKO」木下隆行、熱愛報道を否定「僕は娘にラブ」
2012年6月30日 18:41
[映画.com ニュース] お笑いコンビ「TKO」の木下隆行が6月30日、公開中の映画「LOVE まさお君が行く!」の大ヒット御礼舞台挨拶に大谷健太郎監督とともに登場。先日、16歳年下のモデル・後藤琴実との半同棲が報道されたばかりだが、「友達なんですよ、本当に。同棲もしてない。僕は娘にラブなので。もしかしてうまいこといくかもしれないのに、こういうことになったらうまくいかないんじゃないかな」と熱愛を否定した。
テレビ東京系の長寿番組「ペット大集合!ポチたま」(2000年10月~10年3月)の人気コーナー「まさお君が行く!!ポチたまペットの旅」を原案に、冴えない若手芸人の松本(香取慎吾)が、食いしん坊のラブラドールレトリーバー犬のまさおと、全国を行脚しながら絆を深めていく姿を描く。
広末涼子演じる松本の恋人・里美の兄役を演じた木下は、「現場はアウェー感満載だったので、妻役の大久保(佳代子)さんといつも一緒にいた。まさに『オアシス』だった」と笑わせた。また、相方の木本武宏が肺炎から復帰したばかりだが、「14歳から友達でずっとコンビを組んできたけど、肺炎になってようやく大事な存在なんだなと実感できた」と絆(きずな)を再確認していた。ティーカップ・トイプードルの愛犬ポチと登場するはずだったが、ポチはお腹を壊して体調不良のため欠席。「すべり倒して帰った時、ちゃんと話を聞いてくれるので癒されている。肉球的フェチなので上唇でスリスリするのが好き。サイズ的にちょうどプーさんとピグレットみたいな感じ」とにやけていた。
大谷監督はそんな木下を、「人生で積み重ねてきた苦労が姿や存在に表れていて、魅力やオーラがあった。お笑いのセンスもあるし、ポスト・笑福亭鶴瓶さんになれるのでは」と太鼓判。動物との現場は困難を極めたが、「監督にとってワンちゃんである以上に主演男優。言葉が通じない俳優さんは初めてだったのでドキドキヒヤヒヤしながらやっていたけど、不思議なパワーで良い芝居や良い表情、良い芝居をたくさんしてくれた」と感謝しきりだった。