志村けん「ロラックスおじさん」吹き替えでハリウッドデビュー
2012年5月30日 07:00
[映画.com ニュース] お笑いタレントの志村けんが、ハリウッドアニメ「ロラックスおじさんの秘密の種」の日本語吹き替え版で、映画作品の声優に初挑戦することがわかった。
今作は、「怪盗グルーの月泥棒 3D」のクリス・ルノー監督がメガホンをとった3Dアニメ。アメリカでは3月に公開され、全米累計興行収入2億ドルを突破した。環境破壊が進み緑が失われてしまった世界を舞台に、人工の街で暮らす少年テッドと不思議な森の住人「ロラックスおじさん」が、世界に樹木を取り戻すため奮闘する。
志村は、ドリフターズが出演したテレビ人形劇「ヤンマーファミリーアワー 飛べ!孫悟空」(1977~79年放送)で、孫悟空の吹き替えを行った経験を持つが、ハリウッド作品の吹き替えに参加するのは今回が初。オリジナル版で米コメディアンのダニー・デビートが演じた、主人公「ロラックスおじさん」の声を担当する。
個性的なギャグキャラクター“変なおじさん”で知られる志村は、今回の起用に「今まで“変なおじさん”を自分自身好き勝手に演じてきたけれど、今回は世界で大ヒットしているアニメーションの、しかも森を守る不思議なおじさんを演じるのでちょっと緊張します」と吐露。そして、「この年で新しいことにトライすること、まさかハリウッドデビューなんてちょっと照れちゃうけど、でもやっぱり好きに演じて楽しんでみたいと思います。ダッフンダア~」と意気込んだ。
「ロラックスおじさんの秘密の種」は、10月6日から全国で公開。