スネオヘアー＆ともさかりえ、舞台挨拶で“夫婦”漫才

［映画.com ニュース］　スネオヘアー、ともさかりえ夫妻が3月26日、第4回沖縄国際映画祭の長編プログラムLaugh部門で公式上映された「ハイザイ　神さまの言うとおり」の舞台挨拶にそろって登壇した。ふたりは2010年に公開された「アブラクサスの祭」で夫婦役を演じたことがきっかけで交際に発展し、昨年6月に婚姻届を提出していた。

沖縄・北谷町美浜の人気スポット「デポアイランド」で起こる3つの物語を描く。ユタに間違われヤクザに連れて行かれる女、浮かれた観光客のカップル、こっくりさんで余命宣告された女子高生。それぞれの物語が、デポアイランドのある場所を通じてつながっていく、スタイリッシュコメディ。この日は、主演の落合モトキ、「ラッキーカラーズ」のALISAとMIINA、西田幸治、福永周平監督も登壇した。

ふたりは劇中で、直接の共演シーンはないが、オープニングのレッドカーペットで仲むつまじく手をつないで登場し、この日もそろって登壇。スネオヘアーは、手がけた主題歌について司会から聞かれると「映画の邪魔をしないで、皆に口ずさんでもらえたらいいなという感覚で作りました。（完成した映像を見て）楽しかったです！」とシンプルに回答。すかさず、ともさかが「困っているじゃん！」と突っ込むと、「自由すぎるじゃん！　ラッキーカラーズの2人だって、自由すぎるじゃん！　MCの人だって自由すぎるじゃん！」と夫婦漫才で笑いを誘い、場内から喝さいを浴びていた。

撮影は、2月に1週間という過密スケジュールで、北谷のアメリカンビレッジで敢行。悪天候との戦いだったそうで、ともさかは「落合くんとの共演がほとんどでしたが、無事に完成させなければというプレッシャーで、結構追い込まれました」と振り返っていた。

第4回沖縄国際映画祭は、3月31日まで。