吉本若手芸人が海外進出を目指し英語ネタ披露
2012年2月13日 14:37
[映画.com ニュース] 吉本興業のお笑いタレント養成学校・NSCで導入されている、「お笑い英会話」の授業の成果を発表するライブイベント「RUSH ENGLISH ~English is spoken at NSC 」が、2月12日東京・神保町花月で行われ、MC 役のお笑いコンビ「チャド・マレーン」と「田畑藤本」、NSC東京17期生の面々が一堂に会した。ネタはもちろん進行もすべて英語のみという、通常の吉本ライブではなかなか見られない試み。観客は日本人がほとんどだったが、パワフルなネタの連続に会場は大いに盛り上がった。
NSCでは吉本興業の海外進出を視野に入れ、英語のネタ授業を開始している。講師は「チャド・マレーン」のボケで、オーストラリア人であるチャド・マレーンが務め、海外で通用できるお笑い芸人を育成。この日のライブは、生徒が1年間の集大成を発表する場として開催された。
オープニングからMC陣は「Today is all English show!」「No Japanese!」と英語だけで進めることを徹底的にアピール。自己紹介も英語で行い、それぞれが自分なりの語学力を駆使して場を盛り上げた。
17期生が一発ギャグを披露し、チャドが“OK”か“OUT”か判定をする「Who hits “One Shot Gag”?」では、若手らしい新鮮なネタの数々が披露され、全員が見事に英語で笑いを取っていた。