全米映画俳優組合賞「ヘルプ 心がつなぐストーリー」が3冠

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［映画.com ニュース］　第18回全米映画俳優組合（SAG）賞が1月29日（現地時間）発表され、映画部門では「ヘルプ　心がつなぐストーリー」が主演女優賞、助演女優賞、キャスト賞の3部門を受賞した。主演男優賞はアカデミー賞主演男優賞にもノミネートされている「アーティスト」のジャン・デュジャルダンだった。

1995年から全米映画俳優組合が運営する同賞は、アカデミー賞のアカデミー会員とメンバーが重なることが多いため、俳優部門では重要な賞と位置づけられている。その年の最も優れた演技とキャストを評価する賞のため、作品賞、監督賞は設けられていない。

3冠に輝いた「ヘルプ　心がつなぐストーリー」は、1960年代の米ミシシッピを舞台に、白人女性と黒人家政婦たちの友情を描いたベストセラー小説を映画化したもので、主演女優賞のデイビスと助演女優賞のスペンサーが家政婦コンビを演じた。ふたりのダブル受賞はアフリカン・アメリカン映画批評家協会賞、ブラック映画批評家協会賞、ノーステキサス映画批評家協会賞、ブロードキャスト映画批評家協会賞に続き5度目となるほか、スペンサーはアカデミー賞助演女優賞にもノミネートされている。

受賞結果は以下の通り。

▽主演男優賞
「アーティスト」ジャン・デュジャルダン

▽主演女優賞
「ヘルプ　心がつなぐストーリー」ビオラ・デイビス

▽助演男優賞
「人生はビギナーズ」クリストファー・プラマー

▽助演女優賞
「ヘルプ　心がつなぐストーリー」オクタビア・スペンサー

▽キャスト賞
「ヘルプ　心がつなぐストーリー」

▽スタント・アンサンブル賞
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