ゴッサム賞作品賞は「人生はビギナーズ」「ツリー・オブ・ライフ」

2011年12月1日 11:00

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［映画.com ニュース］　アートハウス系映画に対して贈られる第21回ゴッサム・アワードが、11月28日（現地時間）に発表された。

作品賞は、マイク・ミルズ監督がユアン・マクレガー主演で描いた人間ドラマ「人生はビギナーズ」と、テレンス・マリック監督がカンヌ映画祭でパルムドールを受賞した「ツリー・オブ・ライフ」の2本が同時に選出された。アレクサンダー・ペイン監督、ジョージ・クルーニー主演「ザ・ディセンダンツ（原題）」の受賞が有力視されていたが、ノミネート止まりとなった。なお、「人生はビギナーズ」はアンサンブル・パフォーマンス賞にも選ばれている。

ブレイクスルー俳優賞は、アントン・イェルチンと共演の恋愛映画「Like Crazy（原題）」でヒロインを演じたフェリシティ・ジョーンズが選ばれた。ドレイク・ドレマス監督による同作は、今年のサンダンス映画祭ドラマ部門でグランプリを、ジョーズは審査員特別賞を受賞している。

ブレイクスルー監督賞は、家族や友だちの問題を抱える1人のティーンネイジャーの性的衝動を描いた「Pariah（原題）」で、長編監督デビューを飾ったディー・リースが選ばれた。

ドキュメンタリー賞は、テキサス出身の幼なじみ2人が革命家の影響を受け、2008年共和党全国大会の爆破テロ計画容疑で逮捕される過程を描いた、ケイティ・ カロウェイ＆ケリー・デュアン・デ・ラ・ベガ監督「Better This World（原題）」が選出された。