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上原多香子、故郷を思う初主演映画は「自分の人生と重なった」

2011年11月1日 20:01

映画初主演に感無量の上原多香子「恋谷橋」

映画初主演に感無量の上原多香子
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[映画.com ニュース] 人気グループ「SPEED」の上原多香子が11月1日、初主演を務める「恋谷橋」の完成披露試写会に出席し、共演の水上剣星小倉一郎後藤幸一監督らと都内で舞台挨拶に立った。上原は「撮影から約1年、無事にこの日を迎えられてうれしい」と感無量の面持ちだった。

777点の応募が寄せられた「第1回スーパーシナリオグランプリ」の大賞作品を映画化したラブストーリー。東京のデザイナー事務所で働いていた朋子(上原)は不況で失業し、さびれた温泉街で老舗旅館「大橋」を経営する実家へ戻る。デザイナーの夢をあきらめきれない朋子だったが、地元の活気を取り戻そうと、若女将となって町おこしに奮闘する。

上原は、「夢を追いかけて東京に出てきたところなど、自分の人生と重なる部分が多かった。こんなことで悩んだなって、自分と重ね合わせながら演じることができた」と述懐。また「13、14歳の頃に上京してきたときは、照れくさくて故郷に帰るのや両親と一緒にいるのが恥ずかしかった。今では少しでも時間があれば、気持ちをリセットするために帰る」と地元・沖縄と家族に対する愛情をうかがわせた。

旅館の板前役を演じた水上は、「撮影をした鳥取県の三朝温泉は本当に素晴らしい町だった。僕が演じた寡(か)黙で頑固な青年も、周りの人たちに支えられながら町を本当に愛している。その良さが伝わるといい」と感慨深げ。上原の父親役を演じた小倉も「個人的に気に入って、また行ってきた」と明かした。

新・雪国」(01)以来、10年ぶりにメガホンをとった後藤監督は「3.11で多くの方々が命を落とし、故郷を奪われた。故郷があることがどんなに大切なことか、少しでも見ていただいた方の生きる糧(かて)になればうれしい」と熱く語った。なお、登壇予定だった松田美由紀は、体調不良のため欠席した。

恋谷橋」は11月12日から全国で公開。

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