Huluの新オーナーはグーグルが最有力?
2011年8月26日 14:35
[映画.com ニュース] 現在、米動画サイトHuluの売却交渉の行方に注目が集まっている。Huluはニューズ・コーポレーション、コムキャスト、ディズニーという3大複合メディア企業による合併事業で、2008年3月にサービスを開始し、いまでは映画・テレビなどのプレミアム動画配信サイトとして定着している。
今年6月にオーナー企業サイドが売却を発表。グーグルや米ヤフー、米アマゾン、AT&T、ディレクTVなどが獲得に動いていると見られている。8月26日からオークション方式での入札が開始となるが、ハリウッド・レポーター紙によればグーグルが最有力という。莫大な資金に加えて、YouTubeやグーグルTV、モトローラ・モビリティの買収など、インターネット動画にもっとも積極的であるのがその理由であるという。その一方で、グーグルがインターネット動画で支配的立場になることをメディア企業側が嫌う可能性もあり、 オークションの行方に注目である。