M・ゴンドリー、オドレイ・トトゥ主演でボリス・ビアンの名作を映画化
2011年8月17日 17:59
[映画.com ニュース] 「エターナル・サンシャイン」「グリーン・ホーネット」などで知られるフランスの奇才、ミシェル・ゴンドリー監督が、1950年代に小説家、作詞家、ジャズトランペット奏者、歌手として活躍したボリス・ビアンの代表作「日々の泡」(原題「L'ECUME DES JOURS」)をオドレイ・トトゥ、ロマン・デュリス主演で映画化することが明らかとなった。
「日々の泡」は2組のカップルを描いた青春小説で、日本では「うたかたの日々」という邦題でも知られている。ジャズを奏でるとカクテルができ上がるピアノ、肺に睡蓮のつぼみができる病気を患うヒロインなど、幻想的なモチーフが次々と登場する美しいラブストーリー。67年にシャルル・ベルモン監督により、ジャック・ペラン、マリー=フランス・ピジェで映画化されているほか、日本でもともさかりえと永瀬正敏で「クロエ」(利重剛監督)として01年に映画化されている。
今年35歳になるトトゥは、英女性誌のインタビューで女優業は40歳で引退すると発言し、フランス国内外で話題となっていた。またトトゥとデュリスは、セドリック・クラピッシュ監督の人気シリーズ「スパニッシュ・アパートメント」の第3作「Casse-tete chinois(原題)」でも共演する。