声優初挑戦の大東俊介、ブースに入って「思わず一礼」
2011年8月15日 00:57
[映画.com ニュース] 俳優の大東俊介が8月14日、都内で行われた「劇場版テニスの王子様 英国式庭球城決戦!」の完成披露試写会に出席した。アニメ版10周年を記念した劇場版。英ウィンブルドンで開催される世界ジュニア大会を舞台に、日本代表として出場する青学、氷帝、立海、四天宝寺のテニス部の面々に襲い掛かる陰謀を描く。声優初挑戦の大東は、イギリスで主人公・越前リョーマの危機を救うナゾの中国人シウ役を演じる。
大東は「10年間愛される作品にゲスト出演できて光栄。ちっちゃいころから大好きな作品で、楽しみと同時にドキドキした。(アフレコの)ブースに入って思わず一礼してしまった」。初の声優に緊張したといい「特に(ボールを)打つときの『ウッ』って声が難しかった。でも映像の勢いやシウという役柄の熱さに引っ張ってもらった」と述懐。「10周年にふさわしい迫力とドラマ。感情移入しながら、すっかり作品の世界にのめり込んでしまった」とアピールした。
原作は1999年から2008年まで「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で連載。テレビアニメやミュージカル、実写映画にもなっている。完成披露試写会には皆川純子、置鮎龍太郎、永井幸子、細谷佳正、新垣樽助らレギュラー声優陣をはじめ、メガホンをとった多田俊介監督、主題歌を歌う「AAA」の與真司郎、伊藤千晃が出席した。
リョーマを演じる皆川は「10年という歳月は長いようで、実感としてはあっという間。これも応援してくださった皆さんのおかげ。この先の10年も一緒に歩んでいきたい」とファンに感謝の意。AAAのふたりは「映画からイメージした曲。歌詞や曲調が内容にリンクしている」(與)、「私たちもメンバーがライバルであると同時に仲間。登場人物に共感できた」(伊藤)と語った。
「劇場版テニスの王子様 英国式庭球城決戦!」は9月3日から全国で公開。