ジェームズ・マカボイ、最新作で極悪スコットランド人刑事に
2011年8月12日 20:46
[映画.com ニュース] 「トレインスポッティング」の原作者として知られるスコットランドの作家アービン・ウェルシュの長編小説「フィルス」が映画化され、同郷の俳優ジェームズ・マカボイが主演することがわかった。
1998年に発表された「フィルス」は、コカイン中毒でセックス中毒、差別主義者で周囲を陥れることが大好きな、極悪スコットランド人刑事ブルース・ロバートソンが主人公の一人称小説。ウェルシュ自ら映画版のプロデュースにあたり、マカボイがロバートソンを演じる。ミステリータッチのダークコメディになる予定だという。
また、ロバートソンの相棒レイ・レノックス役にジェイミー・ベル、上司のロバート・トール警部役にアラン・カミングの出演も決定。スコットランド出身の新鋭ジョン・S・ベアードが監督と脚本を手がけ、12年1月のクランクインを予定している。