阿部寛、第一子誕生を「麒麟の翼」若手キャストが祝福

［映画.com ニュース］　東野圭吾の人気ミステリー“加賀恭一郎シリーズ”最新作を映画化する「麒麟の翼　劇場版・新参者（仮題）」に出演する松坂桃李、菅田将暉、竹富聖花が7月31日、夏の風物詩である日本橋橋洗いイベントに出席した。同日、主演の阿部寛が第一子となる女児誕生を発表。松坂は「今、初めて知りました。おめでたいことですね。きっと優しくダンディなお父さんになられるはず」と祝福していた。

TBS日曜劇場で2010年4月にドラマ化された「新参者」の続編。阿部寛演じる加賀刑事が、東京・日本橋の“翼のある麒麟像”の前で起こった殺人事件を捜査する本作は、日本橋や人形町など都内近郊でロケが行われた。松坂、竹富が殺人事件の被害者である青柳武明（中井貴一）の子ども・悠人と遥香、菅田は悠人の後輩・吉永友之を演じる。

松坂、菅田、竹富の3人は浴衣姿で、麒麟像の周りを丁寧にブラシがけ。「今年で（架橋）100年を迎えた日本橋に呼んでいただき、ありがたい」（松坂）、「自分がお芝居をした場所をきれいにするのは気持ちがいいですね」（菅田）、「地域の皆さんと一緒に掃除できるのはすてきなこと」（竹富）と清々しい表情だった。

また、松坂は「共演させていただき、うれしかった。勉強させていただくことも多く、自分はまだまだだなと感じました。やる気をもらいましたし、ぜひ別の作品でもご一緒したい」と阿部との共演を述懐した。阿部は自身のホームページで、6月23日に第一子となる女児が誕生したことを報告している。

「麒麟の翼　劇場版・新参者（仮題）」は、2012年1月から全国で公開。