「E.T.」エリオット役のH・トーマス、40歳で新境地開拓
2011年7月26日 11:07
[映画.com ニュース] 「E.T.」で主人公エリオットを演じたヘンリー・トーマスが、ラッセ・ハルストレム監督の最新作「親愛なるきみへ」に出演し、新境地を開拓していることがわかった。
9月で40歳になるトーマスは、今作で自閉症の息子を男手ひとつで育てる心優しい父ティムを演じている。あれから約30年。映画史に名を残す名作に主演した名子役は、着実にキャリアを積み重ねてきた。
「E.T.」の後、しばらく低迷期が続いたが、ミック・ジャクソン監督作「誘導尋問」でゴールデングローブ賞テレビ映画部門最優秀助演男優賞にノミネートされ、復活を果たした。ほか、「恋の掟」(1989)、「ギャング・オブ・ニューヨーク」(02)などに出演している。
今作は、「きみに読む物語」「ウォーク・トゥ・リメンバー」のニコラス・スパークス原作で、06年世界で最も読まれた恋愛小説の映画化。チャニング・テイタムとアマンダ・セイフライドを主演に迎え、若き軍人と大学生の忘れられない恋、大切な人を思う気持ちを丹念に描く。
「親愛なるきみへ」は、9月23日から全国で公開。