史上最強のオレ様ヒーローが気絶!?「マイティ・ソー」特別映像

2011年6月23日 11:17

意外におマヌケ？型破りヒーローの“オレ様”ぶりも見どころのひとつ — 意外におマヌケ？　型破りヒーローの“オレ様”ぶりも見どころのひとつ

［映画.com ニュース］　「スパイダーマン」「アイアンマン」のマーベル・スタジオが、初の3D作品として製作したアクション大作「マイティ・ソー」。全米週末興収ランキングで2週連続No.1を獲得、アカデミー賞女優ナタリー・ポートマンがヒロインに扮し、浅野忠信が同作でハリウッド初進出を果たすなど注目ポイントが目白押しの1本だが、主人公ソーの型破りな“オレ様ヒーロー”ぶりも話題となっている。今回入手した特別映像では、アクション作品初監督のケネス・ブラナーと、ソーを演じた新鋭クリス・ヘムズワースが、本編映像を交えながらストーリーを解説、その魅力を伝えている。

映像の序盤では、最強の武器で「アイアンマン2」のラストにもチラッと登場したハンマー“ムジョルニア”を手にするソーが登場し、圧倒的なパワーを見せつける。だが、「物語はソーが父親の命令に逆らい、罰せられるところから始まる」とヘムズワース。すべての力を奪われ地球におとされたソーが、ポートマン演じる天文学者ジェーンとの出会いをきっかけに成長し、“真のヒーロー”に目覚めていく姿が見どころだ。

また、地球におちても変わらないソーの横暴さやオレ様ぶりは秀逸。「オレはオーディン（神々の王）の息子だぞ！」と病院で暴れたり、スープのおかわりを要求するときに「もう一杯！」と言いながら食器を床に投げつける。特別映像では、地球におちた直後のシーンが公開されており、砂漠の真ん中で警戒しながら近づくジェーン一行にすごむソーが、大学生ダーシーにテイザー銃（発射型のスタンガン）で感電させられて気絶する、意外に“マヌケ”な姿を見ることができる。

「マイティ・ソー」は、7月2日から全国で公開。