尾木ママ「子育ては愛とロマン」と子ブタ抱え熱弁
2011年5月26日 15:46
[映画.com ニュース] 教育評論家の「尾木ママ」こと尾木直樹が、映画「ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ」の親善大使に任命された。親善大使就任式が5月26日、都内で行われ、尾木と子ブタの「モモちゃん」が出席した。
イギリスの人気児童書を映画化した「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」の続編で、前作に引き続き、女優のエマ・トンプソンが主演、脚本を担当し映画化。魔法使いのナニー・マクフィーが、ケンカばかりの子どもたちを抱えたグリーン家のもとにあらわれ、人々を変えていく姿を描いたファンタジー。
尾木は自ら命名したという「モモちゃん」を抱いて登場し、魔法使いナニー・マクフィーになりきって親善大使ぶりをアピール。“尾木ママクフィー”タスキなどを授与された尾木は、「同作のテーマが、教育方針の『しからない子育て』とピッタリきた」と親善大使を引き受けた理由を明かした。
教育評論家として活躍する尾木は、「言葉と眼差(まなざ)しにも魔法と同じ力がある。震災後の日本にとって1番必要なもの、今のわたしたち日本に必要ないろんなことが詰まられている」と真しな表情を見せた。
また、「『早く』『やめなさい』『大丈夫』という言葉は使わない」「ありがとうと子どもにも感謝する」「怒りたいときには『どうしたの』と優しく聞く」と“尾木ママ”流の5つのレッスンを熱弁。「全体を通して、子育ては愛とロマン。人間関係も同じよ。映画が見事に体現しているわ」と力強く語った。
「ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ」は、7月2日から全国公開。