海老蔵主演「一命」、カンヌ映画祭コンペ部門出品決定
2011年4月14日 18:00
[映画.com ニュース] 市川海老蔵が主演する「一命」が、5月11日に開幕する第64回カンヌ映画祭のコンペティション部門に正式出品されることが決まった。同作は、3大映画祭(カンヌ、ベネチア、ベルリン)のコンペ部門では、実写版としては初めて3D作品での選出。また、カンヌ映画祭では、コンペ部門で初の3D上映となる。
「一命」は、滝口康彦が1958年に発表した「異聞浪人記」が原作。62年には、仲代達矢が主演した不朽の名作「切腹」として映画化され、63年のカンヌ映画祭で審査員特別賞を受賞した本格的な時代劇として知られている。
海外版タイトルは、「HARA-KIRI: Death of a samurai」。三池崇史監督がメガホンをとり、山岸きくみが脚本を手がけた同作には、海老蔵のほか、瑛太、満島ひかり、役所広司らが出演している。海老蔵が演じるのは、浪人・津雲半四郎。瑛太は浪人・千々岩求女(ちぢいわもとめ)、満島は、半四郎の娘で求女の妻の美穂に扮する。そして役所は、井伊家家老の斎藤勘解由(さいとうかげゆ)役だ。
三池監督は、今回の出品決定について「いつもと同じ春ならば、どんなにうれしかったことでしょう。でも、だからこそ、しっかり顔を上げ、前進あるのみです」とコメントを寄せた。また、中沢敏明氏とともにプロデュースを手がけたジェレミー・トーマス氏は「今回は、私にとってもコンペ部門に挑戦する3本目の日本映画です。三度目の正直、ということで幸運が舞い込んでくることを祈っています」とパルム・ドール獲得に意欲を燃やしている。
「一命」は、10月から全国で公開。
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