イ・ビョンホン主演、衝撃の問題作の監督が語る“本当に復しゅう劇” : 映画ニュース

ホーム > 映画ニュース > 2011年2月23日 > イ・ビョンホン主演、衝撃の問題作の監督が語る“本当に復しゅう劇”
メニュー

イ・ビョンホン主演、衝撃の問題作の監督が語る“本当に復しゅう劇”

2011年2月23日 11:45

イ・ビョンホンについて語ったキム・ジウン監督「悪魔を見た」

イ・ビョンホンについて語ったキム・ジウン監督
[拡大画像]

[映画.com ニュース] 韓国の2大俳優イ・ビョンホンチェ・ミンシク(「オールド・ボーイ」)が初共演し、婚約者を殺された敏腕捜査官と連続殺人鬼の壮絶な対決を、R-18の凄惨な暴力描写で描き出す「悪魔を見た」。“映画史上最も衝撃的な復しゅう譚”として注目を集める同作のキム・ジウン監督が、作品の見どころについて語った。

「残忍な行為を連想させる物語が進んでいくのに、肝心の行為は見せなかったり、ラストは道徳的な味付けで主人公に救いが与えられたりする……、そんなのは嘘っぱちで味気ない。復しゅうという行為を容しゃなく突き詰めて描くと、その果てに何があるのか? それを自分も見たかったんです」

従来の復しゅうものへの不満を語ったジウン監督。今作では、ミンシク演じる殺人鬼ギョンチョルの所業も悪魔のようなら、それを追う復しゅうの鬼スヒョン(イ・ビョンホン)の行為もまた、やがて常軌を逸したすさまじい様相を呈していく。「この2人が演じるのに、これまでと同じことをしても意味がない。“見る”のではなく、映像からにじみ出すすさまじいエネルギーを観客にも“体験”させることを目指しました」と真意を明かした。

何の悪意も抱かず無表情に凶行を繰り返すギョンチルは、もちろん恐ろしくおぞましい。だが、それに対抗して同じ悪魔の道に足を踏み入れるスヒョン役のビョンホンの演技も注目だ。愛する者を失い、悲しみをたたえ、決して満たされるはずがないのを感じ取っていながら、幾度となくギョンチルを捕らえては痛めつけて逃がし、そして同じ行為を繰り返す。

そんなビョンホンの魅力がほとばしるのが、夕暮れどきにむせび泣くシーン。「早くしないと陽が落ちてしまう! と大慌てでした(笑)」とジウン監督は笑うが、自身も「好き」と語る注目のシーンだ。

「あのシーンの(ビョンホン)の演技は、全部彼に“お任せ”。ただ、ああいう時間帯に撮る、空気感を決めるのが監督の“言語”なんだと思っています。彼は『早く、早く』と急かされてムッとしていたかもしれませんが(笑)、復しゅうしても愛する者はもう戻ってこないという、複雑な感情を見事に表現してくれました。本作は描写だけを見るとゴア(血まみれの)スリラーかもしれませんが、主人公の内面や感情に注目してもらえると“純愛映画”といえると思いますね」

悪魔を見た」は、2月26日より全国公開。

関連DVD・ブルーレイ情報

ニュースメール

前日に配信された全てのニュースヘッドラインを、一日一回メールでお知らせします。

Google FeedBurnerのサービスを利用しています。
配信停止はメール最下部の「unsubscribe now」から行ってください。

ブログパーツ

ブログパーツ 映画最新ニュースをあなたのブログに!「映画.com ブログパーツ」を貼れば、あなたのブログが映画情報発信地に早変わりします!

ブログパーツについて詳しく見る
このページの先頭へ

映画評論

  • ジャスティス・リーグの評論 ジャスティス・リーグ ユーモアのリミッター解除。DCのスーパーヒーロー集結は王道の勧善懲悪が爽快!!
  • 希望のかなたの評論 希望のかなた フィンランドの心優しき酔いどれ詩人が紡ぐ、明日への希望
  • 光(大森立嗣監督)の評論 光(大森立嗣監督) この抜き差しならない悲劇は、不可解な問いかけとして観る者の内部に深く沈殿する
映画評論の一覧を見る
Jobnavi