ジュリエット・ビノシュ、D・クローネンバーグ監督新作に出演
2011年2月18日 15:22
[映画.com ニュース] デビッド・クローネンバーグ監督が、ロバート・パティンソンを主演に迎え、米作家ドン・デリーロの同名小説を映画化する「コズモポリス(原題)」に、フランス映画界からジュリエット・ビノシュとマチュー・アマルリックのふたりが参加することが分かった。
製作会社Clap Filmesのウェブサイトで正式に発表されたもの。20代で億万長者となった証券アナリストの主人公エリック(パティンソン)が、マンハッタンをリムジンで1日かけて移動する間に起こる出来事と、やがて迎える破滅を描く。ビノシュとアマルリックの役どころは不明。なお、エリックを狙う殺人者役でポール・ジアマッティの出演が決定している。
「コズモポリス」に関してはキャスティングが二転三転しており、当初はコリン・ファレルが主演する予定だった。また、主人公の妻役でマリオン・コティヤールが出演すると報じられていたが降板。5月にトロントでのクランクインを予定している。
ビノシュがカンヌ映画祭主演女優賞を受賞した最新作「トスカーナの贋作」(アッバス・キアロスタミ監督)は、2月19日から日本公開される。