崎本大海&久保田悠来、不良役は「支障なかった」

2011年2月3日 15:33

新堂冬樹のヤンキー小説を映画化
新堂冬樹のヤンキー小説を映画化

[映画.com ニュース] 新堂冬樹のヤンキー小説を映画化した「ギャングスタ」の完成披露会見が2月3日、都内で行われ、新堂をはじめ、主演の崎本大海久保田悠来、根本大介、前川和也、川野浩司監督らが出席した。

校内最強の称号“ギャングスタ”を狙い不良たちがケンカに明け暮れる、ヤンキーあこがれの高校・明王工業を舞台に、ケンカの弱い新入生・銀二(崎本)が、女好きのチャラ男・力(久保田)をギャングスタの座に就かせるべく奮闘する。崎本は「不良役は初めてで気負いもあったが、最弱の男なんで支障なく演じられた」。一方の久保田も「チャラい男ということで、僕も支障なく演じることができましたね」と便乗し、笑いを誘った。

崎本は劇中、パワーリフティングの日本記録最多保持者でもある武井あいとの格闘シーンを披露。「女性に手を上げなくちゃいけないなんて、良心の呵責(かしゃく)が。僕、フェミニストなんで」と当初は女性相手に控えめだった様子。ところが、「気を遣わず本気でってお願いしたら、蹴りのスピードが2倍になって(笑)。(蹴りの)重さもハンパなかった」とタジタジだったようだ。

新堂は「意外なようだが、僕にとっては初のヤンキー小説。原作が映画化されるとがっかりすることもあるが、今回はいい意味で裏切られた。特に崎本くんは原作よりいい。続編を書くことになっているが、銀二はもっとパワーアップしないと」と崎本の不良ぶりに太鼓判。メガホンをとった川野監督は「僕自身はヤンキーじゃなかったが、『ビー・バップ・ハイスクール』をリスペクトしてつくったので、平成の中に昭和テイストを感じてもらえるかも。アクションのNGは崎本くんが一番多かったかな(笑)」と振り返った。

ギャングスタ」は2月12日から全国で公開。

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