「成龍映画祭」開幕！原幹恵「ジャッキーさんに守られたい」

［映画.com ニュース］　ジャッキー・チェンのハリウッド進出30年（2010年）＆映画主演デビュー40年（2011年）を記念し、昨年から展開中の「成龍祭」。同キャンペーンの最後を飾るスペシャルイベントして、ジャッキーの新旧、香港・ハリウッド選りすぐりの傑作を3日間にわたって上映する「成龍映画祭」が、1月13日に開幕した。

初日の会場となる東京・練馬のユナイテッド・シネマとしまえんでは、映画評論家の宇田川幸洋とグラビアアイドルの原幹恵によるトークショーが行われた。また、ジャッキーのグッズが当たる抽選会が行われ、ジャッキーからのビデオメッセージも披露されるなど、盛況なオープニングを迎えた。

ジャッキーの初来日時から精力的に取材を行ってきた宇田川。この日は、「ドラゴン怒りの鉄拳」にスタントマンとして出演した際の、ジャッキーとブルース・リーの逸話や、80年代の熱狂的なジャッキー人気、そして、当時の映画会社、ゴールデンハーベストのスタジオの様子に至るまで、ジャッキーにまつわるトリビアを披露。「（ドラマの）『キューティハニー THE LIVE』でアクションを練習するときに、多くの作品を参考にした」と語る原とともに、ジャッキーが繰り広げてきたアクションを振り返った。

草食系男子が流行の昨今、「ジャッキーみたいな肉食系は？」と聞かれた原は、「素敵です。流す汗にドキドキしますね。共演のお話がきたら、それもう（アクションをもっとやってみたいという）夢がかなうのと同じです。ぜひ受けたいです！」と笑顔を見せた。

プレゼント抽選の終了後、イベントの締めくくりには、新作「1911（仮題）」の北京撮影で来日が実現しなかったビデオメッセージがスクリーンに映し出された。「これからも、皆さんのために良い映画をつくり続けることを約束します。撮影はこれからですが、『12生肖（仮題）』という作品も控えています」と宇田川も知らない情報が飛び出すなど、会場のファンを沸かせた。

前日からは「ベスト・キッド」のブルーレイ＆DVDのセルとレンタルがスタート。14、15日には東京・スペースFS汐留で、成龍映画祭の2日目、3日目（最終）が開催される。