三浦友和の次男・貴大の映画初主演作「学校をつくろう」の予告編が公開
2010年12月9日 11:31
[映画.com ニュース] 明治維新の動乱期に命がけで渡米し、法律と経済を日本語で教える日本初の学校をつくった青年たちの姿を描く「学校をつくろう」の予告編が公開された。
同作は、専修学校(現専修大学)の初代校長を務めた相馬永胤(ながたね)、日本初の法学博士となった田尻稲次郎、幕臣・旗本出身で米ハーバード大学を卒業した目賀田種太郎、旧桑名藩主・松平定教の随従である駒井重格の4人が、武力ではなく学問の力で国を変えようと奔走する。専修大学創立130周年記念作品で、直木賞作家・志茂田景樹による「蒼翼の獅子たち」が原作となる。
予告編には、戊辰戦争で幕府側と新政府側に分かれて戦った4人の青年がアメリカで友情を育み、日本の未来のために一致団結して学校創立を目指す姿が颯爽(さっそう)と描かれている。
そして本作は、永胤役に三浦友和の次男で「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」「SPACE BATTLESHIP ヤマト」に出演の三浦貴大、重格役に柄本明の次男で「オレたちに明日はないッス」の柄本時生と、偉大な父親をもつ2代目俳優が結集していることでも話題。ほか、専修大学OBの永島敏行や尾崎英二郎、宅麻伸、佐々木すみ江らベテラン勢が脇を固める。
「学校をつくろう」は、2011年2月より全国で公開予定。