生田“源氏”、ラブシーンの連続に「緊張して眠れない」
2010年11月26日 05:01

約150日の設営期間を経て完成したセットで
会見した中谷美紀と窪塚洋介
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[映画.com ニュース] 生田斗真の主演最新作「源氏物語」の製作報告会が11月23日、滋賀・琵琶湖畔に設営されたオープンセットで行われ、生田をはじめ共演の中谷美紀、窪塚洋介、東山紀之、鶴橋康夫監督が出席した。
公開されたオープンセットは、東山扮する藤原道長の邸宅「土御門邸」で、総工費2億円を要した。キャスト4人は、絢爛豪華な役衣装をまとって登場。光源氏役の生田は、「これまで数々の俳優さんが演じてこられたのでプレッシャーがありつつも、監督のもと楽しみながら一生懸命やっています」とアピールした。
同作は、「物語の中の光源氏の世界」と「物語を書いた紫式部の世界」を織り交ぜ、その間を窪塚扮する陰陽師・安倍清明が行き来するという、夢と現実が交差する世界を描く。高山由紀子の「源氏物語 悲しみの皇子」(角川書店刊)が原作で、高山自身も脚本に参加している。

撮影終盤には虹がくっきりと
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紫式部に扮する中谷は、「東山さん演じる道長との男女の睦事(むつみごと)のシーンの際、監督から平安時代の男女の営みについて詳しく説明を受けたことが印象的」と笑う。一方、道長を演じる東山は、1991年放送のドラマ「源氏物語 上の巻」に光源氏役として出演。それだけに、「斗真にバトンを受け取ってほしいです。オレも斗真にまだまだ負けていられないですね。紫式部とのラブシーンは見ごたえのあるシーンになっていると思います」と自信のほどをうかがわせた。
生田は、現場で東山と会うのはこの日が初めてだといい「ヒゲのある東山さんは新鮮です。ラブシーンが次々と出てくる撮影なので、緊張して眠れない日もありました」と語る。そんな生田を、鶴橋監督は「ただただかわいい。顔の右には知性を、左には素直さをたたえている。時間が許せば彼でもう1回映画を撮ってみたい」と絶賛している。
「源氏物語」は、2011年12月から全国で公開。
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