時代劇の聖地・太秦に“レキシゲキ”が結集する「HISTORICA2010」開催決定
2010年11月22日 18:48
[映画.com ニュース] 世界各国から集められた多種多様な歴史映画を、時代劇の聖地である京都・太秦の東映撮影所などで上映する映画祭「HISTORICA2010」の開催が決定した。
今年2回目を迎える同映画祭は、「レキシゲキを楽しめ!」をテーマに、VFXやインターネットなどの技術革新に影響を受けた新しいジャンルの歴史大作を上映する。
オープニングには、杉田成道監督が池宮彰一郎の人気小説を映画化した「最後の忠臣蔵」のプレミア上映が決定した。海外からは、人気俳優カン・ドンウォンが女好きの道士を演じる韓国映画「チョン・ウチ」、ドイツで大ヒットを記録した弱虫な海賊を描くファンタジー「小さなバイキングビッケ」などを上映。さらに、「シカゴ」「SAYURI」で2度のアカデミー美術賞を受賞した美術監督のジョン・マイヤーをゲストに招き、「エリザベス」(シェカール・カプール監督)の上映およびセミナーも開かれる予定だ。
また、同時開催される「クリエーターズサミット」では、映画祭上映作品のゲストが一堂に会し、最新技術を使ったアクション表現や、これからの歴史エンタテインメントの未来について熱い議論を交わす。
「HISTORICA2010」は12月10~12日、京都の太秦地区で開催される。