「氷の微笑」バーホーベン監督、久しぶりの新作はセクシースリラーに
2010年10月18日 11:45
[映画.com ニュース] 「氷の微笑」のポール・バーホーベン監督が、スーパーナチュラル・スリラー「エターナル(原題)」でメガホンをとることが分かった。
同作の主人公は、アルコール依存症を克服中の既婚者の男。サンフランシスコのゴールデンゲートブリッジから身投げしようとしていた女を助けたことがきっかけで、一夜の激しい情事を楽しむ。ところが帰宅すると、妻と私立探偵が待っており、どういうことかとその晩の写真を突きつけられる。しかしそこに女の姿はなく、男がひとりで酒を飲んでいる姿だけが写っていた。実は女は幽霊で、男の魂を狙っているというストーリー。デビッド・ルーゲリーが脚本を手がけた。
米Deadline Hollywoodによれば、同作がバーホーベン監督の次回作になる可能性が高いそうで、来夏のクランクインを目指している。シドニー・キンメル・エンターテインメントの製作。バーホーベン監督にとっては、故郷オランダで撮った「ブラックブック」(2006)以来の監督作となる。