「ピノキオ」をワーナーが実写映画化

写真：Album/アフロ

［映画.com ニュース］　米ワーナー・ブラザースが、カルロ・コッローディの童話「ピノッキオの冒険」の実写映画化を企画していることが分かった。

「ミルク」のダン・ジンクスがプロデュース、「HEROES／ヒーローズ」などのTVドラマ出身の脚本家ブライアン・フラーが脚色にあたる。キャストは現在のところ未定。

米Comingsoon.netによれば、ジンクスは、ティム・バートン監督作「アリス・イン・ワンダーランド」にインスパイアされて「ピノキオ」の実写映画化を思い立ったという。実際、世界興収10億ドルを突破した「アリス・イン・ワンダーランド」の大成功の影響か、童話の実写版は一種のブームとなっており、ここ数カ月間で「眠れる森の美女」「シンデレラ」「白雪姫」「人魚姫」の実写化プロジェクトが相次いで発表されている。

「ピノキオ」といえば、1940年のウォルト・ディズニーのアニメーション映画が有名だが、実写版も95年のアメリカ映画「ピノキオ」（スティーブ・バロン監督）や、ロベルト・ベニーニ監督・主演の「ピノッキオ」（02）などがある。