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“西太后”田中裕子、日中合作「蒼穹の昴」完成に手応え

2010年8月31日 17:32

新しい映像世界を発見して

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[映画.com ニュース] 浅田次郎の小説を映像化した日中合作ドラマ「蒼穹の昴」の吹き替え版が完成し8月31日、東京・渋谷のNHK放送センターで披露会見が行われた。主演の田中裕子と共演の周一囲、張博、汪俊監督、原作の浅田が出席した。

同作は、中国清朝末期の紫禁城を舞台に、政府の実権を握る西太后の側近となった春児(チュンル)と、その義兄で西太后と対立する皇帝・光緒帝に仕えた梁文秀(りょうぶんしゅう)を中心に繰り広げられるドラマ。今年1~7月にNHK衛星ハイビジョンで字幕版が放送。ネットで1000件、電話でも4000件におよぶ問い合わせが寄せられる反響を呼んだ。

西太后を演じた田中は「最初から簡単ではないなと思った。言葉が通じないので、最初のリハーサルでも、相手がいつセリフを言い終わったのかが分からなかった。本当に作り上げることができるのか不安にもなったけど、素晴らしい監督やスタッフ、役者さんに支えられ、なんとか出来上がったことは、私にって宝です」と述懐。言葉が通じないため、「相手のセリフも覚えて、余計に相手の目を見つめて息づかいも感じ、密な触れ合いを感じながら、ひとつひとつのシーンを作っていった」と話した。

汪監督も同様に、最初は「言葉の問題に頭を悩ませた。田中さんがどこまでしゃべったのか分からず、どこでカットをかけていいか分からなかった」そうだが、「1週間くらいで、互いの目線や表情などから察するようになった。不思議と何を言っているか分かるようになって、そのことは問題ではなくなった」と話した。

また汪監督は、日中の文化の違いで「人物の解釈などで議論を交わすことがあった」。田中は「私の怒り方が、拳を握りしめて仁王立ちして下をにらむので、監督に“武士的”だと言われた。上を向いてと言われ、自分のなかでは慣れなかったけど、やってみたら気持ち良かった(笑)」と振り返った。

そして原作の浅田は「(映像化されたことで)日本人にはない色彩感覚の豊かさに気づいた。新しい映像世界を発見できるのでは」と太鼓判を押した。

NHK総合で9月26日から毎週日曜夜11時放送。全25回。

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