バーミンガム・ロイヤル・バレエ団プリンシパルを体感した映画の醍醐味 : 映画ニュース

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バーミンガム・ロイヤル・バレエ団プリンシパルを体感した映画の醍醐味

2010年8月27日 20:43

「男たちの挽歌」の大ファンだとか「小さな村の小さなダンサー」

「男たちの挽歌」の大ファンだとか
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[映画.com ニュース] オスカー受賞作「ドライビング・ミス・デイジー」の名匠ブルース・ベレスフォード監督が、中国出身の名バレエダンサー、リー・ツンシンの半生を映画化した「小さな村の小さなダンサー」が、8月28日から公開となる。主人公リー役(青年期)には、英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団のプリンシパルダンサーであるツァオ・チーが抜てきされ、映画初出演にして初主演の大役を果たした。

「まず、どういうふうに映画が作られるかを知らなかったので、最初は慣れなくて大変でした。だけど、根源の部分に純粋な感情があれば、映画もバレエも同じアートで、表現方法が違うだけです。苦労しましたが、徐々にバレエの舞台に上がるようにセットに入る感覚になりました。最初は長いと思っていた3カ月半の撮影期間ですが、最後はもっと撮影が続いてほしいと思っていましたね」

毛沢東政権下、山東省の貧村で生まれたリーが、共産党の政策により北京の舞踏学校を経てアメリカへ留学し、ダンスの才能を開花させていくが、そこで人間としての自由を知り亡命を決意するまでが描かれる今作。リーと同じく少年時代に海を渡り、バレエの訓練を積んできたツァオにとって、ツンシンとはどのような存在なのだろうか。

「僕にとってはまさに先駆者。リーさんは何もないところから、チャンスを自分のものにして人生を変えた。ある意味、アメリカンドリームですよね。でもそこにはものすごい努力があって、普通の人だったらあきらめてしまうようなこともたくさんあったはず。だけど彼は、努力し続けて成功を手に入れた。実際に彼ほど努力をする人を僕は知りません。僕自身はすごく怠け者なので、とても尊敬しています」

原作者のリーとは撮影中に何度も電話で連絡を取り合いながら、役のイメージをふくらませたそうだが、撮影現場ではバレエと演技の本質的な違いに苦しんだ。

「バレエでは、自分の肉体表現だけで劇場全体にその感情を行き届かせなければならないから、どうしても大げさな表現になります。だけど、映画には大きなスクリーンがあって、小さな動きでも観客に伝わるので、その表現方法には自然さが求められます。その違いを頭では分かっていたのですが、体で表現するまでに時間がかかりましたね」

本作で華々しい映画デビューを飾り、演技という表現方法にみせられたと語るツァオ。今後は、演技のスキルアップとともに後進のバレエダンサーの育成に励むという。

「バレエでは、いいショウをやって観客にスタンディングオベーションが起こると、長年の苦労が報われる感じがして、一気に興奮できる。だけど映画では自分の仕事が終わった時点で大きな興奮がくるのではなく、映画祭での上映や劇場公開され、観客の表情を見て初めて喜べる。同じショウビジネスでもその違いが面白いと思いました。今後は、まず中国に帰って、映画だけでなく舞台での演技もやってみたい。あとは、後進の育成ですね。たぶん、僕はいい先生になれると思いますよ(笑)」

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