レイチェル・ワイズが、快楽におぼれる主婦役に？

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［映画.com ニュース］　「ナイロビの蜂」でオスカーを受賞した英女優レイチェル・ワイズが、1952年の戯曲「The Deep Blue Sea」の映画版に主演交渉中であることが分かった。英監督テレンス・デイビスがメガホンをとる。

劇作家テレンス・ラティガンの執筆した同作は、40歳の主婦へスターの転落を描く物語。心優しい夫と暮らすヘスターは、元戦闘機パイロットでアルコール中毒のフレディと出会い、初めて性的快楽を得たことから、夫の元を去りフレディにのめり込んでいく。しかし、フレディに捨てられたヘスターは、ガスオーブンの中に頭を入れて自殺未遂を図る。英デイリー・メール紙によれば、ワイズは主人公のヘスター役を演じる見込みだ。

同作は、55年にビビアン・リー主演「愛情は深い海の如く」として映画化されている。