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現役トップの米ポルノ女優が、オスカー監督作に起用された理由とは?

2010年6月30日 11:28

今後もポルノは続けると宣言「オーシャンズ11」

今後もポルノは続けると宣言
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[映画.com ニュース] 「オーシャンズ11」などで知られるスティーブン・ソダーバーグ監督の最新作「ガールフレンド・エクスペリエンス」が、7月3日から日本公開される。主演のサーシャ・グレイは現役のポルノ女優で、同作は「トラフィック」でオスカー像を手にしているアカデミー賞監督が、自ら抜てきしてタッグを組んだ作品だ。

同作は、リーマンショック直後、大統領選を控えた2008年秋のニューヨークを舞台に繰り広げられる恋愛ドラマ。エリート相手に恋人と過ごすようなひとときを提供し、1時間2000ドルを稼ぐ高級コールガールのチェルシーは、理解ある恋人クリスとともに充実した人生を送っていた。しかし、ある日、彼女の前に心惹かれる男性客が現れたことで、完ぺきな人生設計が少しずつ崩壊していく。

チェルシー役を演じたグレイは、88年生まれの22歳。これまでに180本以上のハードコア・ポルノに出演し、08年にはポルノ界のオスカーといわれるAVN(アダルト・ビデオ・ニュース)年間最優秀主演女優賞を史上最年少で受賞している。さらに、ファッションブランド「American Apparel」の広告モデルを務めるほか、「スマッシング・パンプキンズ」など人気ロックバンドのPVに出演。ニーチェの哲学書を愛読するインテリで、自身の製作会社「サーシャ・アート」を設立している。

ソダーバーグ監督は、06年夏ごろに同作の脚本を執筆。同時期にLAマガジンに掲載されたグレイのインタビュー記事を読み、起用を決めた。作中でヌードが要求されることもあったが、それ以上にポルノ業界に身を置きながら、ポジティブに働く姿勢がチェルシーの人物像と重なったためだ。撮影は、キャストにシーンの説明と登場人物名が書かれた脚本がわたされるのみ。グレイはすべて自らの言葉で会話をし、演技をするというソダーバーグ監督の難しい要求にも応えてみせた。

かくして、オスカー監督作の主演女優を務めたグレイだが、ポルノの仕事について「自分がやりたいからしている。あらゆる形のセックスが楽しいだけでなく、“パフォーマンス・アート”をするのが好きだから」と語っており、ポルノ女優としての活動をやめるつもりはない。

同作では、ビジネスをセルフコントロールし、ポルノ女優としてトップの座を守っているグレイの姿勢にちなんだプレゼントも用意。公開初日の7月3日と翌4日、東京・渋谷のシネマライズの初回上映に来場した観客全員に、女性のための女性によるセックスグッズストア「ラブピースクラブ」から、「グラマラスバタフライコンドーム」がプレゼントされる。

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