ソダーバーグ監督作をデジタルインターネット配信

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［映画.com ニュース］　「オーシャンズ11」シリーズ、「チェ」2部作で知られるオスカー監督スティーブン・ソダーバーグの新作「ガールフレンド・エクスペリエンス」が、東京・渋谷のシネマライズでデジタルインターネット配信で上映されることが決定した。長尺の映画が35ミリフィルムではなく、一般インターネット回線を使ってデジタル上映されるのは国内で初めて。

同作は、ソダーバーグ監督が最新鋭のデジタルシネマカメラを使って全編撮影。リーマン・ショック後の2008年のニューヨークを舞台に、1時間2000ドルを稼ぐ高級エスコート嬢のチェルシーと顧客たちの姿を描く。アメリカでは、チェルシー役にトップポルノ女優のサーシャ・グレイが抜擢されたことに加え、公開に先行してVOD配信されたことでも話題を集めた。

シネマライズは、デジタルシネマ向けインターネット配信サービス「ブロードメディア CDN for theater」を導入。同サービスは、一般インターネット回線を通じて、映画館に大容量の上映用データ（DCPファイル）を素早く安定して供給することができる。

「ガールフレンド・エクスペリエンス」は東北新社配給で、7月3日公開。