泉谷しげる、鳩山氏辞任騒動に「いい加減にしろ！」と一喝

［映画.com ニュース］　落ちこぼれミュージシャンの再生を描く「クレイジー・ハート」の公開を記念した弾き語りコンテストが6月8日、都内で行われ、審査員としてフォークシンガーの泉谷しげるとタレントの千秋が出席した。

同作は、酒におぼれ自墜落な生活をおくるカントリーミュージシャンが、ある女性ジャーナリストに出会い、音楽を通して再起しようと奮闘する姿を描く。主演のジェフ・ブリッジスが、今年の第82回アカデミー賞で初の主演男優賞を獲得したことでも知られている。

全国から集まった4人のアマチュアミュージシャンが、「傷ついた者にしか、歌えない愛がある」をテーマにそれぞれオリジナル曲を披露。宣伝隊長「Mr.クレイジー・ハート」の泉谷は、「カントリーってアメリカの演歌だから、詩がきついんだよ。でもお前らみんな変な歌い方で、何言ってるか分からねえんだよ！　余計なナマリがないお前が優勝だ！」と千葉県柏市在住の金子稔さんにブリッジスのサイン入りギターを贈呈した。千秋は、「男性のバイブル。身内だったら嫌だけど、男の人ならあこがれるだらしない生き方だと思う」と語った。

また泉谷は、「手本を見せてやる！」と代表曲「春夏秋冬」をアドリブで披露し会場を沸かせた。そして昨今の党首辞任騒動に「いい加減にしろ！　ハト（鳩山由紀夫前首相）は何だったのかねえ。これからは国民が指示を出していかないと」とまくしたてていた。

「クレイジー・ハート」は20世紀フォックス配給で、6月12 日から全国で公開。