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リュック・ベッソンが日本人に問う、地球環境の将来

2010年4月23日 13:00

まずは映画を楽しんで、それから地球のことを考えよう「アーサーと魔王マルタザールの逆襲」

まずは映画を楽しんで、それから地球のことを考えよう
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[映画.com ニュース] リュック・ベッソン監督が、実写とアニメを融合させて描いた最新作「アーサーと魔王マルタザールの逆襲」について語った。

同作は、フレディ・ハイモア主演のファンタジー・アドベンチャー「アーサーとミニモイの不思議な国」(06)の続編で、シリーズ3部作の第2部。前作で、自宅の庭の地下に広がる体長2ミリのミニモイ族の国を救った少年アーサーが、再び訪れたミニモイ族の危機を救うため、宿敵の魔王マルタザールとの最後の戦いにおもむく姿を描く。

前作は、ベッソン監督が初めてアニメーションを手がけた作品だっただけに、今回は「経験の違いが大きい」と話す。「前作で経験を得て、『ああ、これはこうすればいいんだ』と分かることが多くなった。製作上もより自由で楽しかったし、できあがった作品もよりスピード感がある。だから、確実に2作目と3作目は1作目より良くなるはずだ」

前作から貫かれているのは、アーサーの家の美しい庭や、ミニモイ国の伝統的な儀式など、自然を愛でる描写の数々。ベッソン監督は、昨年6月5日の世界環境デーにあわせた自然ドキュメンタリー「HOME 空から見た地球」も製作。近年の作品からは自然保護に対する思いが垣間見えるが、「この地球はひとつしかない。だからこそ、環境保護を拒むことも、現実から目を背けることもできないんだ。僕は、自分が何をすべきかということを映画に少し吐きだしているんだ」と熱く語った。

「生活するため、お金を稼ぐため……経済が大切なのはもちろん分かっている。でも、特にお金と権力を持ったやつらは、現実を見ようとしない。もしみんなが目を背けたら、それは頭上に大きな爆弾を抱えるようなものだ。私は日本の人々も心配している。島国だし山もたくさんあって、日本の領土には牛肉や野菜などを育てる十分な土地がないんじゃないかって。もし私たちの生活を急激に変えなければ、20年後は魚がいなくなるかもしれない。たくさんの科学者がそう言っているんだ。日本人はそれをどう変えていく? それはみんなの義務だと思うよ。もちろん、僕たち欧米の人たちも含めてね」

とはいえ、ベッソン監督はそうしたメッセージの押し付けはしたくないと話す。

「メッセージにしても、いいものは自然に受け入れられる。僕は強制はしないし、礼儀正しくいたい。この映画にはたくさんのメッセージが込められているけど、どれをどう受け取るかは観客が選ぶものなんだ」

アーサーと魔王マルタザールの逆襲」は、アスミック・エース配給で4月29日から全国で公開。

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